こんにちは、さえ(@SoranoHami)です。
少し前から読んでいた本を読み終えました。
食べるものと体のことについての本です。
あなたは半年前に食べたものでできている
タイトルに惹かれて手に取った本です。
好きなものを好きなだけ食べても、健康的で、太らない自分を手に入れる。
この一文にワクワクしてしまいます!
好きなものを食べて太らないなんて、健康的でいられるなんて、実現できたらうれしいなんてもんじゃないですよね。
人間の体は、本来自分が必要としている栄養素が足りなくなると、「食欲」というサインを出して摂取を促します。このとき、「食欲」のセンサーが正しければ、体にとって必要な正しい栄養素を自然と欲し、それを体が取り込んで、正しい健康体が保たれます。
あ、これ・・・なんだかインフルエンザのときの夫を思い出します・・・!
食欲センサーが狂っていた夫は、体に合わないものを食べて気持ち悪くなっていました。
私はこの本で、「正しい食欲」を取り戻す方法についてお話しします。
その方法とは、簡単にいってしまえば、20分程度の汗をかく運動をして、おなかをすかせてから、バランスのいい食事をとることです。
運動を取り入れて体の悪いものを出す「体の大そうじ」から始める、始めると「食欲」自体を変えることができます。ジャンクフードや油ものが食べたいという「自分を苦しめる食欲」が自然と減り、欲しいと思わなくなります
「はじめに」のところでこの本の趣旨が述べられています。
本文はこの説明をしていくのですが、ちょっと退屈になります。「30ページ位ですむ内容を無理矢理1冊に引き伸ばした」という印象なんですよね。わくわくして読んだだけにそこが残念でした。
運動はしていないけれど、リセットされた夫の体
この本は簡単に言えば、
体をリセットして間違った食欲を手放して、正しい食欲を取り戻しましょう。
ということが書かれています。
「間違った食欲」というのは例えばストレス食いのように「体」ではなく「頭」で欲して食べてしまうようなこと。体が求めていないのに食べてしまうとそれは肥満につながります。
一度体をクリアな状態にして、「体に必要なもの」を取るということを体に覚えさせるといいとのこと。
本では体をリセットさせるために運動を勧めていますが、夫の体は違う方法でリセットされたようです。
元々夫はご飯大好き、揚げ物大好き!というメタボまっしぐらなタイプでした。いえ、実際にメタボです。
それがインフルエンザによる発熱のために十分に食事が取れない日が続いたことで、結果として体をリセットしたような状態になったのです。
体調が上向きになったときにポテトチップスを食べたら体が受け付けず、わたしが用意するヘルシーな食事が体に優しく、そして体調が整うことを夫は実感したようです。
体が欲しているものはなにか、体に負担がかからない食べ物はなにかということを夫は自然と意識するようになりました。
そうして体が発する情報ときちんと向き合いながら食事をしていたら、
傍目から見てもズボンが大きいなって思います。
結婚13年目、まさかこんな日が来るとは・・・!
ストレスフリーで体を整える
夫はいわゆる”ダイエット”はしていません。
揚げ物は食べますが、以前ほど量はいらないようです。
食べるのを我慢するのではなく、欲しいと思わないのだからストレスフリーです。
でも「好きだったものを食べたいと思わなくなった」ということに、ちょっぴり切なさを感じているようです。
周りの友人からも
- 「太った」
- 「高血圧が」
- 「コレステロールが」
なんて言葉が聞こえるようになったお年頃。
だからこそ夫が食事に気を使い、成人病まっしぐらだった体に少しでもブレーキがかかったのであればうれしいことです。
食事制限系のダイエット方法はストレスになるけれど、食欲を整えて体が欲するものを食べるようにして、その結果痩せるのであれば、こんなにいいことはありません。
夫はインフルエンザでしんどい思いをしたけれど、いいものを手に入れたようです。
暮しのメモ
本を読んでタイトルと中身が一致してない感はありましたが、納得できること、参考になることもありました。
そして偶然ですが夫の体が変わるタイミングで読むことができたのがすごくよかったです。食が変わった夫の状態を理解することができたのですから。
本のタイトルにもあるように、食べるものは体をつくるもの。
わたし達夫婦は体のあちこちにガタが出始める中年です。
元気で過ごすためにも「体が欲するものを体に取り入れる」ということを意識していきたいものです。
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