日本にはいくつかの陶器の産地があります。
四国だと真っ先に思い浮かぶのは砥部焼(とべやき)でしょうか。
松山からそう離れていないところに焼き物の町・砥部町があるので寄ってみました。
砥部焼
砥部焼の特徴といえば、ぽってりとした厚みのある白磁にブルーの模様が印象的です。
正直なところ、あまりわたしの好みのタイプではありません。(砥部焼ファンの皆様、ごめんなさい)
だから食器を探すときに砥部焼はいつも候補から外れていました。
ところがある日、地元のお店で。
「わあ、このお皿、かわいい!」と一目惚れしたものが砥部焼だったのです。
砥部焼作家、西山寛さんの鎬(しのぎ)シリーズのお皿。(生石窯)
アイボリーがかった優しい色合いと、まわりのラインが程よいアクセントになって盛り付けたときにきれいに見えます。
砥部焼にはこんなのもあるんだ、伝統的なものばかりじゃなくて変わってきているんだなあと、砥部焼の見る目が変わりました。
砥部焼観光センター炎の里
砥部にはいくつかの砥部焼を扱うお店があるのですが、今回わたしが立ち寄ったのは砥部焼陶芸館と砥部焼観光センター炎の里の2か所です。
砥部焼陶芸館(公式サイト)
砥部焼観光センター炎の里(公式サイト)
どちらも観光バスがツアーの途中で立ち寄るタイプの大きなお店です。
売り場が広くて品数が多いので、じっくりと時間をかけて品定めをすることができます。
最終的にわたしが買い物をしたのは砥部焼観光センター炎の里のほうでした。
入り口横には大きな陶石が置いてありました。
これが砥部焼になるのですね。
砥部焼の食器
いろいろと見て回り、今回お迎えすることにした食器はこちら。
まずは買い替えたかった鍋とり用の器。
鍋とり用じゃなくて小鉢だと思うのですが、形やサイズ的に使えそうだったのでこちらにしました。
池本窯の器です。
少し青みがかった色をしています。
ぽってりしたフォルムに砥部焼らしさが残っていますね。
小鉢としても使っています。
そして少し前に一目惚れしていた小皿も購入。
高知・愛媛旅行の前に用があって広島へ行ったのですが、その時にサービスエリアでこの小皿を見かけていたのです。
気になりつつもその時はあきらめ、でもやっぱり忘れられなくてお迎えしました。
松田窯のものです。
ちょっとしたものを盛り付けるのもいいし、縁があるのでお刺身しょうゆを入れるのにもぴったり。
無地のものを選ぶことが多いのですが、まわりの線がおしゃれな感じでとても気に入っています。
1泊2日の駆け足高知・愛媛旅行。
蓋を開けてみると道の駅巡りが中心で、食べることばっかりのレポートですね(笑)
おいしいものを食べると幸せになる単純な性格なので、慌ただしいけれど楽しい旅行でした。
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