この記事は香川県高松市の観光情報を書いています。
「さすがにもう遅いかな?まあ、行くだけ行ってみよう」
お天気が良かった10月初日。
萩寺として親しまれている最明寺に足を運んでみました。
最明寺の萩
最明寺はお寺の敷地外に駐車場を設けています。
指定された駐車場に車を停めて、お寺までは徒歩で。
山門のあたりでは白い萩が咲いていました。
山門をくぐって中に入ってみると・・・萩の道。
でもやっぱりもう、盛りはすぎているみたい。
花もかなり散っているし、葉っぱの緑が目立ちます。
「どうぞ、お茶を飲んでいってください」
お接待をやっているとは知らなくて、ちょっとびっくり。
お話を聞いてみると、萩の季節にはこうして本堂を開放しているのだそうです。
机に飾られたザクロやアケビ、小枝を使ったディスプレイが秋らしい。
こういう素朴でさりげない飾りってとっても好き。
庭を見ながらお茶をいただきます。
栗は塩を使って茹でているようで、栗の甘さが引き立ちます。
庭の垣根(写真の右奥)は刈り取った萩の枝で組んでいるのだそう。
なんだかとても居心地のいい空間で、ついつい長居をしてしまいました。
お話をお伺いすると、
萩は8月後半くらいから咲き始めるとのこと。
一斉には咲かず、順に咲いていく感じ。
咲くのはだいたいお彼岸くらいまで。今年のように10月まで残っているのは珍しい。
9月頭からお彼岸までは、お寺で作ったおはぎを用意しているそう。
やはり萩寺は9月上旬に訪問するのが良さそうですね。
落ちない御石
最明寺の敷地内、自動販売機から上がったところに「落ちない御石」があると教えてもらい、足を運んでみました。
坂道を上がると、少し開けた場所に出ます。
落ちそうに見えて、落ちない・・・。
梵字のようなものが書かれているのが見て取れます。
不思議なものは信仰の対象になるのですね。
最明寺の場所
住所:香川県高松市塩江町安原下第1号274
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