持ち家vs賃貸どちらがベスト?賃貸から3度追い出された話

持ち家vs賃貸

持ち家vs賃貸、どちらがお得なのか。
よく見かける論争です。

この問題は主に費用面のことで語られることが多いのですが、少し切り口を変えて書いてみたいと思います。

長寿大国ニッポン。
老後の生活をどう考える?

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母80歳、突然の退去命令

先日、母が引越をしました。

わたしの実家はずっと賃貸住まいです。
2011年、当時住んでいた家を取り壊すことになったため引越しをしました。

【漫画で読む片付け7】親の家を片付ける・実家のお引越し(1)
この記事は連載になっています。第1話はこちらからどうぞ! 【漫画で読む片付け1】

選んだ物件は築年数は経っていたものの、鉄筋コンクリートのしっかりした造りのマンション。母の年齢と病気のことを考えると、ここが終の棲家になるだろうと思っていました。

それなのに。
このマンションが取り壊すことになったのです!!!

まさかの、再度の引越・・・

母、80歳。
この年齢で住まいを変えることになるとは思いませんでした。

難航した物件探し

伝えられた退去日までかなり余裕があったので最初は気楽に構えていた母でしたが、探し始めるといろいろな問題が見えてきました。

病気はあれどそこそこ元気な母ですが、やはり足腰は弱ってきています。
長時間歩くのはしんどいみたい。

スーパーは近いほうが助かります。
車の運転はしないので、公共交通機関も近いほうがベストです。

便利なところに住みたい

しかしそういう「便利な場所」の物件はどうしても家賃が高くなります。

80歳、基本的に年金暮らしです。
高い家賃を払うことはできません。

予算内の家賃だと、築年数の古い物件か狭い部屋(1R、1DK、2Kあたり)になります。

モノが多い母は、狭い物件は嫌だと言い・・・
築年数の古い物件を選んでまた引越しになるのも避けたいし・・・

ただでさえ厳しい条件での家探し。

そこにさらなる追い打ちをかけられます。

高齢ゆえの壁

80歳、一人暮らし。

「(そんな人には)貸せません」という大家さんがいました。

部屋で孤独死をするかもしれないリスクを考えると、貸したくないと思う気持ちはよくわかります。

孤独死をすると状況によっては次の借り手がみつからなくなり、賃貸運営が厳しくなるでしょう。

家主は孤独死を避けたい

実際、母が住んでいたマンションでも孤独死があり、その部屋はずっと空き部屋になっていました。

「貸せません」という言葉にショックを受けた母は、ちょっぴり予算オーバーだったけれど「貸しますよ」と言ってくれた物件にすぐさま決めました。

長寿大国日本、老後の暮らしをどう考える?

今回の一件でわたしは
「やっぱり持ち家のほうが安心だな」
と思いました。

賃貸物件だとどうしても「建物の老朽化による強制退去」という問題に直面してしまうからです。

今回、2011年、22年前の引越すべてが「取り壊しによる退去」でした。

賃貸物件、取り壊しによる引越し

若い時はすぐに次の物件を見つけることができても、高齢になると貸し渋られることがあります。

60代後半から70歳くらいのときに新築または築浅の物件を借りることができれば、終の棲家になるかもしれません。

でも一般的に会社員だと定年退職後で収入も減っており、しかし新築物件だと家賃は高いことも多く、思い通りに行くかどうかは悩ましいところです。

持ち家なら少なくとも追い出されることはありません。
その点はやっぱり安心度が高いと思うのです。

持ち家vs賃貸

もちろん、追い出されることがないからといって「持ち家のほうがいい」と決めつけることもできません。

この問題にはいろいろ考えなければいけない要素があります。

金銭的な問題もあるし、
生き方によっても選択肢は変わるでしょう。
実家を相続するかどうかというのもありますね。
持ち家だとメンテナンスも必要です。

ただ、賃貸物件はこういうリスクがあるということも知っておいてほしい。

母のように80歳にもなって強制退去、引越しを言い渡されたときに
「こんなことになるとは思わなかった!!」
とならないためにも。

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