1年前の春、桜の季節。
ネットをウロウロしていたときにとっても驚いたことがありました。
桜餅に関東風と関西風がある!?
え?
桜餅って道明寺でできているものじゃないの?
わたしにとって桜餅は、お米のようなつぶつぶした道明寺の中にあんこをつめたものです。
だけど関東の桜餅は、まるでクレープのような薄い生地であんこを巻いています。
こんな桜餅があるの?
どんなかんじなんだろう、食べてみたい・・・!
今回春に東京へ行ったので、関東風桜餅を食べてみることにしました。
せっかく食べるのであればと、桜餅発祥のお店長命寺に足を運んでみました。
浅草寺から長命寺への行き方
浅草寺から長命寺へと向かいました。
ルートは下の地図のとおり。徒歩20分くらいです。
隅田川に出るとスカイツリーを見ることができました。
曇り空なのが残念だけど、こればっかりは仕方がないですね。
川沿いの道を歩いていけばいいので迷わなくてすみます。
川のすぐそばの遊歩道と、公園の中を歩く道の2つがあって、公園のほうを歩いていきました。
この写真ではちょっとわかりにくいのですが、Xの形をした桜橋を渡ります。これもわかりやすい目印!
隅田川を渡って左方向に進むと長命寺のお店がありました。
首都高速の高架の下になります。
長命寺の桜もち
長命寺(お寺)とお店は別になっているのですね。
てっきりお寺の中で売っているのだと思っていました。
お店の中へ。小ぶりなショーケースに見本の桜餅、箱詰、籠詰が並んでいます。
店内にはテーブル席と、床几台(しょうぎだい)という腰掛台が並んでいました。
お店で食べることができるのですね。
せっかくなのでお店で食べていくことにしました。
お茶が付いた300円のセットを1つだけ注文。
楽しみにしていた桜もちだけど、この日わたしは朝から胃がむかむかして調子が悪かったのです(泣)
長命寺の桜餅は、葉っぱが3枚もついています!
そして中は関東風のクレープみたいな薄い皮であんこを包んでいます。
葉っぱをよけて一口食べてみると、もちっとした薄皮と、上品な甘さのあんこが口の中に広がります。
なにこれ、おいしい・・・!
次に葉っぱと一緒に食べてみると、葉っぱの塩気がきつすぎなくてちょうどいい具合。桜の香りがふわっと鼻に抜けます。
しかもこの葉っぱ、柔らかくて食べやすいのです。
時々妙に筋張っていて、葉脈が口に残る葉っぱってありませんか?
ここの桜餅の葉にはそれがほとんどないのです。
うわーん、おいしい!おいしいよー!!
胃のむかつき?なにそれ?
1個を2人で分けて食べるなんて、無茶な話だよね。
「すみません、もう1個おかわりを・・・」
追加でもう1ついただきました(笑)
桜餅だけだと200円でわけてくれます。
長命寺の桜もち まとめ
長命寺桜餅の創業はなんと1717年。
300年も前からあるんですね。
桜の葉は伊豆松崎産のもの。
わたしは味見程度に食べましたが、お店のおすすめは「桜葉をはずしてお召し上りいただく」なのだそう。
食べるか食べないかは個人の好みでいいのではないかと思います。
胃の具合が悪かったから食べることができるかどうかちょっと心配だったけれど、食べに行ってよかった!美味しいものを前にすると胃も元気になるみたいです(笑)
今度は元気な時に行って、2個くらい食べたいな。
長命寺 桜もちのお店情報
- 住所:東京都墨田区向島5-1-14
- 営業時間:8:30~18:00(年始営業により営業時間が前後する場合あり)
- 定休日:月曜日(変更する場合あり、営業カレンダーを要確認)
- WEBサイト:http://sakura-mochi.com/
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