2泊3日で高知に行ってきました。
母が高知の病院で入院治療を受けることになり、その付き添いのためです。
だから「女一人の」というタイトルは正確ではないのですが、母は入院しているので食事も宿泊もわたし1人だけ。だからあながち間違ってもいないかなと思い、こんなタイトルをつけてみました。
高知と言えば、酒! お酒好きな県です。
わたしの両親は高知出身だし、高知に親戚も多いから高知人の飲みっぷりのすごさは子供のころから見てきました。
でも下戸のわたしはお酒は飲めなくて・・・。
そんなわたしの高知滞在記です。
昼間は病院に詰めていたので観光はできなかったから、食べたものとホテルを紹介します。
リッチモンドホテル高知に泊まる
治療を受けるために高知の病院に入院した母。1日目は治療前の検査をいくつか受け、それらが終わってからわたしはホテルへと向かいました。
この日のホテルはリッチモンドホテル高知。
帯屋町商店街(アーケード)の中にあるホテルです。
シングルルームですが余裕のある造りです。
ベッドはダブルベッドでした。
これなら夜中にベッドから落ちる心配をしなくていいです(笑)
わたしはあまり国内旅行をしないのでホテルに泊まる機会が少ないのですが、最近のホテルってこんなに快適なの?とびっくりしました。
朝食はハーフビュッフェ形式で、メイン料理を選べるようになっていました。こんなスタイルの朝食も初めての経験です。
メイン料理は「焼き魚朝食」「和風オムライス」「フライエッグ朝食(ご飯もしくはパン)」「カツオの漬け丼」の4種類から選べたので「和風オムライス」をチョイス。
オムライスはタマゴがふわっふわでおいしい~♪
これだけで十分なボリュームがありました。
ハーフバイキングのほうでサラダやお惣菜をとっていたのですが、正直に言うととらなくても良かったです。わたしは朝からあまりたくさん食べないので、全部食べたら苦しくなりました(苦笑) 小食の方は要注意です。
リッチモンドホテル高知、とってもいいホテルでした。
ひろめ市場で夕飯を食べる
朝食のことを書いてしまったので話が前後しますが、ホテルに荷物を置いた後は夕飯を食べるために出かけました。
リッチモンドホテル高知はアーケードの中にあるホテルです。
ホテルを出てアーケードに沿って真っすぐ歩いていくと、観光客にも人気の高いひろめ市場に行くことができます。
本当は「玄米カフェ 光の種」という、酵素玄米を食べることができるお店に行ってみたかったのですが、営業が18時までだったのであきらめました。
ひとりだし、ひろめ市場なら何度も行ったことがあって勝手がわかっているので、ここで夕飯をとることにしました。
ひろめ市場は複数の飲食店が入っています。どのお店から料理を頼んでもいいので、好きなもの、食べたいものを選ぶことができるのがいいんですよね。
地元の人も、観光客も入り乱れ、とくに週末なんかは席を確保するのが大変なくらいの賑わいになります。
飲食店だけじゃなくて、お土産物や水産物、雑貨なんかも売っています。でも夜は閉まっているところが多いかな。
そんなひろめ市場の中で今回わたしが選んだお店はこちら。
土佐赤牛の料理を提供しているお店です。
このお店、ずっと気になっていました。
土佐赤牛を一度食べてみたかったんです!
注文したのは土佐あかうしのワイン煮(900円)。
これがもうね、お肉がトロットロに柔らかくて。
臭みないし、濃厚だし、そんなスープが疲れた体にじんわりと染みわたりました。
ああ、もう、幸せ!
だけどさすがに小食のわたしでもこれだけでは足りず、ほかのお店も見て回ったけれど食べたいと思うものが見当たらなくて。
仕方がないのでひろめ市場の向かいにあるスーパーでサラダを買い求め、ホテルの部屋で食べました。
ウェルカムホテル高知に泊まる
2日目は母の治療の日。
朝から夕方まで病院にいました。
何もしていないのにすっごく疲れました・・・。
事情があってこの日は違うホテル、ウェルカムホテル高知に泊まりました。
部屋に入って最初に思ったのは、
狭っ!!
リッチモンドホテル高知の部屋がゆったりとした造りだっただけに、よけいに狭く感じるのかも。
でもわたしの記憶の中にあるビジネスホテルのシングルルームって、これくらいの広さが普通だったように思うんですよね。最近の、新しいホテルは部屋が広くなっているのかな?
部屋は狭いけれどダブルベッドが入っているので、ゆっくりと眠ることができました。
ウェルカムホテル高知の良いところは女性専用フロアがあるところです。今回みたいに1人で泊まるときは安心感があります。
そして上の写真に写っていますが、レディースルームにはフットマッサージャーがついています。病院にいたので歩き回ったわけじゃないけど、せっかくなので使いました。
マッサージ機ってほとんど使ったことがないのでいいのかどうかはよくわからないのですが、とりあえず気持ちよかったです。
あとウェルカムホテル高知はウェルカムドリンクのサービスがあります。サービスを受けることができるのは15時から20時まで。
ウェルカムドリンクのサービスで紅茶をいただきながらノマドごっこ(笑)
朝食は無料サービスのバイキングで、おむすびにパン、サラダ、卵料理やベーコンなど、無料のわりには種類が多くて食べごたえがありました。
下の写真はホテルの部屋の窓から撮ったものですが、この通りは追手筋といって、日曜市が開催される通りです。
ウェルカムホテル高知は日曜市のすぐそばという立地。
日曜市は文字通り毎週日曜日に開催される市(いち)で、野菜や加工食品、樹木など、いろいろなお店が並びます。夏場なら甘くて味が濃いブランドトマト、徳谷トマトも1個から買うことができます。
今回わたしは平日に泊まったので日曜市は関係なかったけれど、土日で高知に遊びに来たという人なら楽しめそうな立地だなと思いました。
ウェルカムホテル高知は部屋は狭いけれど、値段も安いし、ウェルカムドリンクや無料朝食とかサービスをがんばっているし、町中で便利だし、日曜市はすぐそばだし、部屋の狭さを補ってあまりあるものがあります。
部屋が狭くてもいい、安く上げたいという人にはオススメのホテルです。
ひだまり小路 土佐茶カフェ
2日目の夕飯はどうしようかな?悩みつつ、アーケードの中をウロウロ。
いいお店が見つからなかったらまたひろめ市場に行こうかなと思っていたら、こんなお店が目に入りました。
店頭に置いてあったメニューを見てみると、手ごろな値段で定食があります。営業時間は19時まで。わたしがお店の前にいたのは18時を少し過ぎたくらい。うん、これなら営業時間内に食べることができそう!と思って入ることにしました。
定食は550円から1100円くらいまででいろいろな種類があり、わたしは「四万十豚と温野菜膳」(600円)を選びました。
四万十豚といろいろな種類の野菜をせいろで蒸していて、タレにつけていただくのですが、使っている四万十豚がバラ肉のようで、肉の半分くらいは脂身だし、豚の臭みも強くてちょっと残念。脂身は残しちゃいました・・・。
でもお昼ごはんが病院の売店で買ったパンとカップスープ、ペットボトルの紅茶だったので、さっぱりとした蒸野菜をたっぷりと食べることができたのはすごくうれしかったです。みそ汁が胃に染みる!(笑)
それに600円というお値段も財布に優しくていいし、カフェだから女性一人で入るのも身構えなくていいところが二重丸◎。
「土佐茶カフェ」と銘打っているだけあって、コーヒー、紅茶のほかに土佐茶があり、お茶を使ったスイーツや和風スイーツもありました。機会があったら今度はお茶を飲みに寄ってみたいです。
土佐せれくとしょっぷてんこす
今回は旅行ではないけれど、家で待っててくれている夫にお土産を買って行こうと思い、土佐せれくとしょっぷてんこすに立ち寄りました。
場所は大丸デパートの近く、中央公園内です。
ここには高知のお土産類がいろいろとそろっています。
お菓子のほかにお酒類や雑貨もあって目移りしちゃう!
そんな中で選んでみたのは、土佐あかうしのハッシュドビーフ。
まだ食べていないので味はわからないのですが、どうも今回わたしの気分は「土佐赤牛~!」となっていたようですね(笑) 目にとまった瞬間、迷わずこれに決めました。
おいしいといいな。
高知滞在のまとめ
3日目は退院する母を病院に迎えに行って、そのまま高松まで帰ってきました。
今回紹介したホテルと飲食店は全部徒歩で回れる範囲におさまっています。
地図に記すとこんな感じ。観光地の高知城とはりまや橋も近くにあります。
リッチモンドホテル高知もウェルカムホテル高知も、JR高知駅からは徒歩で10~15分くらいの場所です。高知駅前から路面電車に乗って2駅目の蓮池町通で降りると、徒歩5分くらい。旅行者にとって便利な場所だと思います。
食事は疲れていたのもあって生モノを選ばなかったのですが、カツオのたたきの有名店、明神水産が運営する明神丸がアーケード内にあります。メニューを見ると「カツオのたたき定食」があったので1人でも入れそうでした。
入院の付き添いだったのでこんな感じのゆるい高知滞在でした。
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