![離島キッチン](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-01.jpg)
海に囲まれた日本にはたくさんの島があります。
その数なんと「6,852」なのだそう。(WIKIより)
わたしは瀬戸内国際芸術祭で瀬戸内の島を回り、島の伝統の食事や、おいしい魚料理にたくさん出会いました。
素朴ながらも島の人の知恵と工夫が詰まった料理は、どれもとってもおいしかったのです。
そんな「島」をテーマに扱ったお店って、なんだかすごく気になる!
島根県海士町の観光協会が運営している離島キッチンに行ってみました。
離島キッチン(公式サイト)
10数年ぶり!?のミニオフ会
離島キッチンへはわたしと夫のほか、
- 茶柱たつこさん(日々はつれづれ)
- ゆりこさん(いつか、きっと)
- かおるさん(旅はとらぶる・トラバーユ)
の5人で行きました。
わたしは以前は海外旅行記の”ホームページ”を運営していて、かおるさん、ゆりこさん、茶柱さんはその旅行サイトを通じて知り合い、仲良くしていただいている方たちです。
わたしがホームページを立ち上げたのは1998年。なんと19年前!
「旅行」という共通の趣味がもたらしたご縁がずっと続いています。
東京で、香川で、何度かお会いしていて、わたしの結婚式のときに素敵な電報をくれたり、我が家に遊びに来てくれたこともあるのです。
今回の東京旅行で久しぶりの再会をしました。
離島キッチン
離島キッチンは 神楽坂のメインストリート、早稲田通りから一歩奥に入ったところにあります。建物の2階、3階部分がお店です。
![離島キッチン](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-01.jpg)
人気のお店なので予約をしておきました。
お店でその旨を告げると、案内されたのは3階フロア。
お店に入ったときはお客はまだまばらだったけれど、時間とともに満席になりました。予約しておいてよかったです。
![離島キッチン](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-02.jpg)
お皿も島にゆかりがあるものを使用
ドリンクを注文すると、お通しと取り皿が運ばれてきました。
2種類の取り皿のうち1枚が、なんだか変わった形をしています。
これ、なんだかわかりますか?
![小豆島が浮かび上がるお皿「Full tide ⇄ Ebb tide」](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-04.jpg)
「おおー、小豆島のお皿!」
わたしと夫はすぐに気が付きました。瀬戸内国際芸術祭2013の作品の一つ、寺木 南さんの「Full tide ⇄ Ebb tide」です。
醤油をお皿に入れると、小豆島が浮かび上がってくるんですよ。
![小豆島が浮かび上がるお皿「Full tide ⇄ Ebb tide」](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/fulltide-ebbtide-01.jpg)
お皿にまで島にこだわるなんてすごいな。
これだけでもワクワクしちゃう!
ちなみにこのお皿、小豆島では売っているお店があります。
高松ではどうかな・・・?
「島」にゆかりのある食材を使った、離島キッチンの料理
離島キッチンは島の食材や食文化を扱ったお店です。
「岩城島のレモンポーク焼き」といった肉料理もありますが、どちらかというと魚介類を使ったメニューのほうが多いみたい。
お通しは2種類。篠島のしらすと、もう一つは何だったっけ?(覚えてない・・・)
![離島キッチン お通し](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-03.jpg)
サバがいい味をしているんです。このサラダ、おいしかったなあ。
![離島キッチン「屋久島の鯖スモークのサラダ」](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-05.jpg)
隠岐島の白いかと、もうひとつはなんだろう?
![離島キッチン「島のお造り二種盛り合わせ」](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-06.jpg)
瀬戸内海はタコがよく獲れます。そしてこのタコが柔らかいー!
ムロアジメンチカツは店員さんの提案で人数分の5個を用意してくれました。
これが臭みもないし、ふわっと揚がっていてとってもおいしいです。
![離島キッチン「淡路島のタコの唐揚げ」「八丈島のムロアジメンチカツ」](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-07.jpg)
隠岐では元々醤油文化がなく、こじょうゆ味噌という調味料を使っていたのだそう。
そんなこじょうゆ味噌を塗って炙ったおにぎりは、醤油とも味噌とも違う香りで、炙ってあるから香ばしくってとってもいい感じ。
![離島キッチン「隠岐島のこじょうゆ味噌の炙りおにぎり」](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-09.jpg)
写真を撮っていませんが、他に「壱州豆腐の厚揚げ」「粟島の一人娘の枝豆」「種子島の安納芋フライ」をいただきました。
![離島キッチンで食べた両料理に関係する島](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-10.jpg)
小豆島で唯一の酒蔵、森國酒造の「うとうと。」
離島キッチンで扱うアルコール類は、これまた島に関係あるものになっています。
わたしと夫は下戸なのですが、他の方たちはお酒を楽しんでいました。
その中で茶柱さんが注文したのが「小豆島 森國酒造 うとうと。(純米酒)」という日本酒です。 とってもオシャレな器に入ってでてきました!
![小豆島 森國酒造 うとうと。(純米酒)](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/ritou-kitchen-08.jpg)
森國酒造は小豆島で1軒しかない酒蔵です。
小豆島に行ったときにお店に立ち寄ったことがあるのですが、下戸夫婦なのでなにも買わずにお店を後にしました。
![森國酒造](https://monokurashi.com/wp-content/uploads/morikuni-01.jpg)
さてこの「うとうと。」というお酒。一口味見させていただいたのですが、飲んでみてビックリ。 ふわっと軽い口当たりで旨味があり、鼻から抜ける香りもいい。すっごくおいしいー!
夫と思わず顔を見合わせちゃいました。
このお酒がどれくらいおいしかったかと言うと。
下戸夫婦なのに買って飲みたい!と、今、地元で売っている店を探しています(笑)
島の食事はすばらしかった
瀬戸内国際芸術祭で瀬戸内の島巡りをしたときにも思ったのですが、島の料理は素朴ながらもとってもおいしいのです。
特に魚料理は魚を隅から隅まで知り尽くしているよね!とうなるくらい、臭みが無かったり、骨をきれいに取り除いていたり、骨ごと食べることができたりします。
離島キッチンでもそんな料理を堪能することができて大満足!
魚にも旬があるので、季節でメニューが変わるみたい。
機会があったらまた足を運んでみたいお店です。
離島キッチン 神楽坂店のお店情報
- 住所:東京都新宿区神楽坂6-23
- 営業時間:11:30〜14:00、18:00〜22:00(月曜日は夜のみの営業)
- 定休日:不定休
- WEBサイト:http://ritokitchen.com/
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