片付けをしていてやっかいなものの一つに「お気に入りだったもの」がありますよね。
とっても気にいっていたけれど、もう使わなくなってしまったもの。
使わないのなら捨てたい。
だけど好きだったんだよね、これ。
ぐるぐるぐるぐる葛藤して、結局元の引き出しへ・・・。
それではダメだとわかってはいるけれど。
なかなか決心がつかないです、はい。
捨てることができなかったスカート
とってもお気に入りのスカートがありました。
自分で縫ったものなのでサイズもピッタリ。
リネンの生地なのでサラサラとして着心地も良く、夏のお出かけの時に重宝していました。
だけどここ2、3年、そのスカートに手が伸びなくなってきました。
なーんか、違う・・・
着てもしっくりとこないのです。
骨格診断でナチュラルタイプだったわたしには、ギャザースカートはかわいらしすぎるのかも。とくにこのスカートは薄手のリネン生地なので、着た時にふわっとした印象になります。
年を重ねるごとにかわいらしいアイテムが似合わなくなってきました。
悲しいな。
でも現実は受け止めなくっちゃ!
もう手放そう。
・・・いや、ちょっと待って。
部屋着にしちゃえばいいんじゃないかな。
まだ十分に着ることができるものなんだし。
なんて言ってもお気に入りだったものなんだから!
そう思ったのが、去年の秋のこと。
スカートは手放さずにそのままとっておきました。
さて、今年の夏。
このスカートに一度も手が伸びることはありませんでした・・・。
自分が納得するまで向き合う
手が伸びないということは、もう自分の中では「違う」ものになっているんですね。
やっと、あきらめがつきました。
これ以上とっておいても着ることはないでしょう。
今までありがとう!
そんな答えを出すのに1年かかったけれど。
去年さっさと手放していたら、スカート1枚分とはいえクローゼットに余裕ができたのにね。
だけどやっぱり、お気に入りのものだったから。
手放すことにどこか抵抗があったのも事実なわけで。
そんな時は無理をして手放すよりも、気持ちが納得するまでとっておくのもありだと思います。
そして納得したら、潔く捨てる!
モノを溜めこまないためにも
好きなもの、お気に入りだったものを手放すのはやっぱりつらいです。
でも無理をして捨てちゃうと、「やっぱりとっておけばよかった」と後悔してしまうかもしれない。
そしてそんな思いが積み重なると「捨てること」に抵抗感がでてしまい、部屋がモノであふれてしまうことにつながってしまうから。
そんなことになるくらいなら、「もういいや」と思えるまで持っておくのも一つの手だと思うのです。
ただし、見て見ぬふりをしてそのまま持ち続けることだけは、しないようにしたいものです。
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