暑い季節になると恋しくなるのがところてん。
冷たくてつるっとしたのど越しが気持ちよく、海藻(天草)からできているのでヘルシーなのもうれしいポイント。
香川でところてんといえば真っ先に思い浮かぶのが八十八(やそば)のところてん 清水屋(きよみずや)です。
八十八ところてん 清水屋(きよみずや)のお店情報と行き方(アクセス)
- 住所:香川県坂出市西庄町759-11
- 電話:0877-46-1505
- 定休日:3月中旬~9月末無休、10月11月は日曜・祝日、12月~3月中旬は完全店休
- 営業時間:9:00~夕暮れ(夏季~17:00、冬季~16:00)
- 駐車場:有(30台)
- WEB:https://www.yasoba.jp/
清水屋(きよみずや)は四国霊場第79番札所 天王寺の近くにあります。
雰囲気バツグンの木々に覆われた食事ができる店舗と、
その向かいにお土産を売っている店舗があります。
創業は明和元年(1764年)、なんと江戸時代後期から続いているお店です。
駐車場は店舗から少し離れた場所にあります。
八十八ところてん 清水屋のお店の様子
お店は写真で見ると木々に覆われて夏でも涼しそうに見えるのですが、でも実際は山奥ではなく平地に近い場所にあるので夏はそれなりに暑いです。
オープンタイプのお店なのでエアコンも効いておらず…
お店はセルフ方式。カウンターで注文をします。
ところてんのフレーバーは数種類が用意されていて、オーソドックスな「酢醤油+辛子」、関西で好まれる「黒みつ」もあります。
お値段も小皿なら250円~300円くらいです。
代金を支払って、席に自分で運びます。
テーブル席と腰掛台があるのでお好きなほうへ。
食べやすいテーブル席は埋まっていることが多いです。
八十八のところてん
今回選んだのは、わたしが「酢醤油+辛子」、夫が「ゆずみつ」。
わたしは幼いころからところてんは「酢醤油+辛子」で食べていたので、この食べ方が一番しっくりきます。
関西育ちの夫は黒蜜で食べることを好むのですが、今回は食べたことのない「ゆずみつ」が気になったみたい。
注文を受けて目の前でついてくれるところてんは、角も立っていてとってもきれい。新鮮ピチピチ!という感じ(笑)
酢醤油ですがそんなに酸っぱくないと思いました。
お席には醤油と酢が用意されているので、足りなければ追加でかけることができます。
初めて食べてみたゆずみつ。
これ、すごくおいしい!
柚子のさわやかな風味が広がって、ほんのりと甘い。
暑い季節にはさっぱりと食べることができそう。
写真が古くてきれいではないのですが、以前友人たちと来たときのものです。
右下が「黒蜜」、右上が「黒蜜+きなこ」。角切りタイプのところてんもあります。
八十場の霊泉
お店のあるここは八十場(やそば)の霊泉がわいています。
悪魚の毒にあてられた日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と88名の兵士がやそばの水によって蘇生したという伝承があるのだそう。
また崇徳上皇が崩御された際、亡骸が腐敗しないようにとこの霊泉に浸しておいたとも言われています。
お土産用のところてんもあります
清水屋ではお持ち帰り(お土産)用のところてんもあります。
生ところてん(3人前750円)と袋入りのところてん(1個160円)があり、おいしいのはやっぱり生ところてんのほうだそう。
ただし生ところてんの賞味期限は4日間。
袋詰めは約3ヵ月持つのだそう。
今回は袋入りのほうを買ってきました。
味は「辛子酢醤油」「黒蜜」「ごまダレ」「ゆず蜜」の4種類。
生ところてんだと選べるシロップの種類が増えます。
「コーヒーシロップ」があってすごく気になりました。
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