高松市南部、塩江町に「萩寺」として有名な最明寺(さいみょうじ)があります。
約20種、1500株の萩が波打つように咲く景色は見事です。
暑さも少し和らいでくる9月、萩を見に出かけてみました。
最明寺の場所と駐車場
- 住所:香川県高松市塩江町安原下第1号274
- 駐車場:有(無料)
駐車場は境内から少し離れた場所にあります。
駐車場から最明寺を見たところ。
道路の突き当りにあります。
最明寺の萩(2017年)
2017年9月30日に訪れました。
「さすがにもう時期としては遅いかな?」
と思いながらの訪問でした。
最盛期は過ぎていたけれど、まだまだ萩を楽しむことができました。
山門では白い萩が出向かえてくれました。
山門をくぐって中に入ると、萩の道があらわれます。
やっぱり盛りは過ぎているかな。花がかなり散っていました。
萩寺のお接待
「どうぞ、お茶を飲んでいってください」
お接待をやっているとは知らなくて、そう声をかけられてびっくり。
お話を聞いてみると、萩の季節にはこうして本堂を開放しているのだそうです。
テーブルに飾ってあるザクロやアケビ、小枝を使ったディスプレイがとっても秋らしいです。
庭を見ながらお茶をいただきました。
栗は塩を使って茹でているようで、ほんのりとした塩気が栗の甘さを引き立ててとっても美味。
庭の垣根(写真の右奥)は刈り取った萩の枝で組んでいるのだそう。
なんだかとても居心地のいい空間で、ついつい長居をしてしまいました。
お話をお伺いすると、
- 萩は8月後半くらいから咲き始めるとのこと
- 一斉には咲かず、順に咲いていく感じ
- 咲くのはだいたいお彼岸くらいまで。今年のように10月まで残っているのは珍しい
- 9月頭からお彼岸までは、お寺で作ったおはぎを用意しているとのこと
やはり萩寺は9月上旬に訪問するのが良さそうですね。
「最明寺 萩ボロン」これは市内のお菓子屋さんが作っているものです。
最明寺の落ちない御石
最明寺の敷地内、自動販売機から上がったところに「落ちない御石」があると教えてもらい、足を運んでみました。
坂道を上がると、少し開けた場所に出ます。
落ちそうに見えて、落ちない不思議な石。
梵字のようなものが書かれているのが見て取れます。
不思議なものは信仰の対象になるのですね。
最明寺の萩(2019年)
2019年9月13日に訪れました。
ちょうど見ごろで、とてもきれいに咲いていました。
本堂の入り口に、竹に活けたお花を飾っていました。
花の形からベゴニアかなと思っていたのですが、秋海棠(しゅうかいどう)なんですね。
境内を散策すると、あちこちで咲いていました。
萩と一緒に秋海棠を楽しむのもいいですね。
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