初めての確定申告に追われてしばらくブログの更新ができていませんでしたが、更新がストップしている間に資格を取りました。
整理収納アドバイザーの2級です。
整理収納アドバイザーとはどのようなことを学ぶのか?に興味がわき、受講してみようと思ったんですね。
そしたらこの2級の学びの中で自分に欠けていたものに気づくことができました。
片付けってどこまでしたらいいのかわからない、片付けたけれどまた散らかるようになってしまった・・・という方は、もしかしたらわたしと同じところでつまずいているのかも?
片付けをする目的はなに?
2015年にアメリカの「TIME(タイム)」誌で世界で最も影響力のある100人に選ばれた、こんまりさんこと近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」。
この本の中では片付けを始める前に片付けの目的を考えてみてください、と書かれています。
片づけをする目的を考えること。モノを捨てはじめる前に、一度じっくり、片づけの目的を考えることに取り組んでみてください。
「人生がときめく片づけの魔法」近藤麻理恵著より
わたしはこれがどうにもわからなかったんですよ。
片付けの目的?
とっちらかった部屋をスッキリきれいに片付けたい、それじゃあダメなの?
以前の記事にもイメージがわかなくて苦しんでいる様子が表れています(笑)
結果を言ってしまえばわたしの場合、「スッキリ片付いた部屋にしたい」と思うだけではだめでした。
必要のないモノを手放して部屋はスッキリとしたけれど、なんだか気持ちはスッキリしなかったのです。
片付いたのに気持ちがすっきりしなかったのはなぜ?
どうして気持ちがスッキリしなかったのかというと、終わりが見えなかったから。
「きれいにする」って、やろうと思えばどこまでもできるんですよ。
モノがきれいに収まっていても、
「棚に本が並んでいると雑然として見えるから隠せないかな」とか
「引出の中がごちゃついて見える。もっとどうにかできないかな」とか
「もっとモノを減らせるんじゃないか」とか
いろいろと気になるところがでてきちゃうのです。
そして思うように片付かなくて、落ち込んでしまったり・・・。
ずっともんもんとしていました。
片付けの目的。片付けをして得られるもの
モノが整理され、きちんとあるべき場所に収納されていると、暮らしはどうなるでしょうか?
わたしは「探し物がなくなる、必要なものがすぐにとれる」と思いました。
モノがたくさんあった頃はよく探し物をしていたし、取り出すのも一苦労。積み上げていたものが雪崩を起こすのは日常茶飯事でした。だから「片付いた部屋のメリット」を考えると、そのことが一番に思い浮かんだのですね。
探し物をしない、必要なものをすぐ手に取ることができる環境というのはイライラせずにすみます。「あれはどこにしまったっけ?」と探さなくていいのですから。
気持ちも楽になるし、時間にも余裕ができるでしょう。
「それが整理をする目的ですよ。そういう生活をしたいのであれば、片付けをするのです」
先生の言葉にハッとしました。
わたしは見た目(部屋のきれいさ)のことばかり考えていて、中身(暮らしのこと)がすっぽり抜け落ちていたのです。
ああ、そっか。
わたしに欠けていたのはここだったんだーと、すとんと腑に落ちました。
楽に気持ちよく暮らしたい
探し物がなくなる、必要なものがすぐにとれる
家の中をそんなふうに整えることができたら、すごく楽になるだろうな。
今は収納が整って取り出しやすい場所とそうでない場所があるので、できていないところを見直していく必要がありますね。
探さなくていいようにモノの定位置を決め、
取り出しやすいように収納には余裕を持つ。
そしてその状態を維持するため、時々モノと収納の見直しをする。
片付けはずっと続く作業だから、「自分がどう暮らしたいか」を時々自分に問いかけて、意識するようにしたいですね。
以前の記事を見てみるとやっぱり似たようなことを思っているのですが、このときは無理やり考えて出した答えだったせいか、ぜんっぜん腑に落ちていませんでした。
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